I got a e-mail from FIFA. The e-mail content was 'You got world cup soccer game tickets in Hamburug at 15th June', it was 14th midnight(15th 1am)... I had just two choices, to go to Hamburg to watch a game, another choice is sell this tickets with more than ticket price... インターネットが使えるようになり、早速メールチェック! すると、なにやらFIFAからメールが来ている。 ん? んん? んんん???? 「要約するとあなたが申し込まれていた、ハンブルグで行われる6/15のエクアドル対コスタリカの試合の条件付きチケットですが、取ることが出来ましたのでお知らせします。ハンブルグのスタジアムにあるチケットセンターで当日受け取ってください。(はーと)」 只今、14日から日付が変わって15日。。。 えっと、うちら今日ハンブルグからベルリンへ来たよね〜。 これって明日またハンブルグへ来いよっていう意味だよね〜。 何度も内容について相方と確認。。。 「む、無茶じゃん。。。」 「キャンセルって出来ないの?」 「既に引き落とされているし、今からでは時間がないぞ。。。」 「い、行くしかないのか?」 「・・・・・」 「何で今頃連絡が来るんだよ〜!」「もっと早く連絡よこせ!」「イギリス、もしくは日本から申し込んでいたらどうしてくれるねん!」 以前来たメールを読み返してみると、結果は遅くても当日の36時間前には連絡します。ってそれってむちゃくちゃひどくないか??? かくなる上は、ハンブルグ俺1人でも行こう。 そして、チケットを売ってやる!電車賃ぐらい稼げるように売る! (みね〜のかよ!って声が聞こえてくる。^^;) 正直カツカツのスケジュールと予算で来ていて、しかもハンブルグの友人宅滞在が流れてしまいこの高い時期のホテルを3泊増やしたので、ちとここでこの出費はこたえそう。しかも今日ハンブルグから来たばっかだし、そこまで観たいカードではないし。(T T) そして翌日早朝、僕は1人、ハンブルグを再び目指すのでした。。。 ハンブルグを目指すも、ダフ屋なんて本当に出来るかどうかも分からず、不安。。。もしキャンセル出来るならと思ってしまう。そして出発前にベルリンの駅にあるワールドカップのインフォメーションへ寄ってみた。 「昨日の夜、チケットが取れた連絡が来て、急すぎるんだけどキャンセルって可能?」 「ん〜、どうだろう、難しいんじゃないかな?」とFIFAのスタッフ。 「っていうか、会場に行ってチケットを売ってしまえば良いじゃん」 「え?」(ダフ屋を推奨?) 「チケットをちらつかせて、チケット〜、チケット〜って言えば良いんだよ。多分結構良い値段で売れるんじゃないかな?」「試合を見たくても見られない人が沢山いるよ」「僕だったら売っちゃうね」 「はあ、やっぱそう思いますか。。。」 これはもう行くしかないね。FIFAもこういうのを公認しているわけだし。^^; そして再び戻ってきたハンブルグ。そしてハンブルグのスタジアム。 ちょっと話しを前に戻します。ハンブルグのメインステーションに着いてから、スタジアムへの移動中、侍ブルーを着た欧米人を発見。隣の席が空いたので座り、「日本チーム好きなの?」って話しかけてみる。 「そうなんだよ〜。日本のチームプレイとかパス回しとか好きでね、あと韓国も凄く好き」こう言った彼はカナダから来ているまだ学生のダンという男。「日本には凄く興味があっていつか行ってみたいんだ〜」「そうなんだ〜、是非おいでよ、色々と面白いところを教えるよ」等々色々と話ながらスタジアムへ向かいました。彼は今日のエクアドル対コスタリカの試合を勿論観に来ていました。 そしてスタジアムへの道すがら、僕はこっそり告白。 「実は僕も試合を見るかもしれないけど、高く売れそうなら売ろうと思っているんだ。チケット二枚有るし、片方だけでも良い値段で売れたら交通費とか稼げるしね」「上手くいけば次の日本戦のチケット代を稼げるかもしれないし」 「あ〜、分かる。僕もこの間チケット売ったよ。時間はまだ大分あるし、チケット売るの一緒に手伝うよ」 な、なんて良いやつだ〜。(ここで一方的な友情が生まれる。w) このダンはこの日の試合以外にもかなり大量にチケットを持っていました。10枚くらい持っていたんじゃないかな。しかも一緒に来ていたガールフレンドが先にカナダへ帰ってしまったため、その分のチケットはやはり売りながら交通費や滞在費を稼いでいるらしい。やるな、カナダの若者。「でも今日の試合は結構面白くなると思うし、良いゲームになるから見るのが楽しみだよ」 う、俺は売ろうとか思っているのに。。。やっぱ観た方が良いかな?^^; そして再びスタジアム付近。僕ら2人のダフ屋な時が始まりました。 この日試合は午後3時からで、只今午前11時。既にスタジアムの周りには多くのエクアドルファンが集まりだしていました。ダン曰く、「早めのこの時間に来て正解だよ。まだ人もそれ程いないし、売りやすいんじゃないかな」 っと、その前に条件付きチケットとは? これはワールドカップのwebでチケット販売されていたのですが、チケットが取れないけど、キャンセルや未払い等で浮いたチケットが出た場合に回してもらえるというモノなのです。しかも何故ハンブルグでそれ程興味も無い試合を予約していたかというと、ハンブルグの友人宅に泊めてもらう予定があり、上手くいって一緒に観られたらいいな〜って言うのが有ったのです。 そしてこちらがチケットセンターといって、チケットの受け渡し場所。 名前と予約番号を告げ、本人確認のためにパスポートを見せると。 「はいこちらがチケットです。楽しんでください。w」 「あ、ありがとう。」 こういうのはあっさりしているモノだね。^^; でも自分の名前が入ったチケットを手にすると、ちょっと悪くない気分。(笑) でも写真取るのを忘れちゃいました。^^; ちなみに席はカテゴリー1で、エクアドルサイドの席。やっぱターゲットはエクアドルサポーター中心だね。 徐々に増えていくエクアドルサポーター。集まっているのもコスタリカよりエクアドルの方がはるかに多い。 「え〜、Ticket?」「Do you need ticket?」 戦闘開始です! もちろんコスタリカチームも着々と集まってきています。黄色対赤。 チケットは元々100ユーロで、手数料などを入れて105ユーロ(約15000円)でした。 「Hey, do you have ticket? How much and how many do you have?」 「I have two tickets but I want to sell just one, and I sell you 250euro」 「Oh, too much」 そんな感じで、1時間ほど駅とスタジアムの周りをうろつきダフ屋をするも、中々売れず。。。 やっぱ高いか・・・? ちょっと値段設定が高かったか、中々売れないもの。結構前の方の良い席だったので、その辺もアピールしながら売っていきます。ダンも一緒になって色々と薦めてくれる。こういうとき1人じゃないのは、本当に心強いね。 結構チケットを求めてうろうろしている人は多いのだけど、なかなか売れない。しかも一枚だけというのも結構ネックでした。 今の値段設定を250から200まで落としてみることに。そしてやはり二枚とも売ってしまうことにしました。でもすぐに落とすのはもったいないので、相手を見ながら徐々にね。 そうこうして暫くやっていると、どうやらドイツ人の派手な2人組がやってきました。 「チケット有るの?」 「有るよ〜、カテゴリー1の結構良い席で、前から17列目」 「220でどう?」 暫く色々と話す2人。。。 (どうしよう、ごねたら200に負けよう。。。) 「OK、じゃあ二枚で440ね、買うよ」 (や、やった〜!!!!!! ←心の叫び) その場で現金とチケットのやりとりをし、僕の初ダフ屋体験は終わりました。 ダンも「良い仕事したね〜、200じゃなくて220って言ったのはナイス!」 こちらがダン。本当によかった〜、ありがとう!じゃあ、祝杯上げよるぞ! 道の途中にビールとソーセージが売ってたので、そこへ戻り、そして冷えたビールでかんぱ〜い。チケット売れたし、つきあってくれたお礼に勿論僕がご馳走。w 2人でそれぞれ二本ビールを空けたけど、まだまだ試合まで時間が有ったので、スタジアムの周りをぶらぶら。 駅からスタジアムへの道の途中に不思議な木を発見。なんか白くない?光ってない? 徐々に近づいてみる。。。 なんだか分かるかな? 実は蜘蛛の巣みたい。一本の木、全てが蜘蛛の巣で覆われています。 ちょ〜ビックリ。 ある種の芸術だね。 僕もダンも写真撮りまくりでした。(笑) どうやらあそこが巣の中心みたいだね。 どんだけの蜘蛛が、どんだけ糸を出しているんだろう?そしてどれくらいの時間で一本の木を覆えるのだろう?興味は尽きないです。 こちらは別の蜘蛛の巣。こういうのが至る所にあって面白い。自然の創造力というのは本当に凄いです。 スタジアムのすぐそばではエクアドルのサポーターがいよいよ盛り上がってきました。横断幕にみんなでメッセージを書いたりしてます。 そしてこういう場所で面白いのがみんなのコスチューム。 全身を国旗カラーにしてしまってます。こういう場所で目立つと、取材されます。カメラに写りたい人は気合いを入れましょう。(笑) こういう帽子は結構至る所で売っています。 そして選手のバスがスタジアムに到着!こちらはコスタリカ。 いよいよサポーターも盛り上がってきた〜! そしてこちらがエクアドル。 こういった選手用のバスは、各チームのカラーでペイントされ、ちゃんとチーム専用車両として一目で分かるようになっています。さっすが〜。 っと、その時、ダンが不思議な行動に。。。 「チケット無い?」と聞かれ、「あるよ〜」 (あ〜、他の試合のチケットを売るんだな。。。) 「売れたよ」 「お〜、良かったね」 「僕も今日の試合見られなくなっちゃった」 「って、え? 今日のを売ったの?」 「うん、良い値段だったし売っちゃった〜」 僕につきあったのか、本当に売りたかったのか分からないけど、彼は自分で観戦する予定だったチケットを売ってしまいました。^^; もう彼とはとことんつきあいます。w 「じゃあ、一緒にファンサイトへ行って観戦しようか」と僕。 「うん、そうしよう」 「ハンブルグのファンサイトはスタジアムとは違って色々と面白いよ。w」 一路駅へ引き返す途中、面白かったのが、色々と配られているモノ。この日エクアドルチームはエクアドルバッグ?派手な柄の簡易バッグと麦わら帽子をタダで配っていました。他にも身体に貼り付ける国旗のシールもタダで配布。 僕もダンも色々ともらいましたが、みんなエクアドル帽子を被って、遠くからでも一団が迫ってくるのが分かります。いったいどんだけ配って居るんだろう?^^; 本番1時間前にもなってくると、いよいよ人の流れは本流へとなっていきます。 僕らは人の流れと逆行し、昨日僕がブラジル対クロアチアを観戦した、ファンサイトへ行くことに。しっかし凄い人だ。。。^^; そして増えるゴミ。。。 ん?でも何か変だな? 何故かバナナの皮が大量に。。。 そしてここにも。。。 そしてバナナの皮をすてるサポーター。 駅に着いてみるとそれが判明。 「え〜、バナナ〜、バナナ〜」 「コスタリカバナナはいかがですか〜」 「甘くて美味しいコスタリカバナナ〜」 「バナナ下さい」 「はいどうぞ〜、コスタリカバナナですよ〜」 そして僕もバナナの皮で出来た山を高くするのでした。。。(笑) 試合直前、駅付近でもだいぶ盛り上がっています。 早くスタジアムへ行かなくて良いのか〜。(笑) 人が多すぎて中々ホームへあがれなかったけど、何とか街へ戻る電車に乗り込みました。ファンサイトへは僕が水先案内人。 前回ここへ来たときに、だれがまた来ると想像したでしょうか? スタジアムに来ることは勿論、ましてダフ屋をするなんて。^^; 人生何が起こるか分からないから面白モノです。 そしてダンという良い友達も出来たし。結果オーライ! ファンサイトの地面を見ると、各国の国旗が描かれています。 この間は姫とかいたけど、今日は何かまた変なのが居るな〜。しかもなにやら配っています。 'Don't shoot an own goal' と書いてあります。 一緒に渡されたのはコンドーム。 はは、ワールドカップ中というのもあるけど、中々上手いことを言います。(笑) 良く見ると赤いのやら黄色いのやら色々。 どうやらコンドームの着ぐるみだったんだね。(笑) そしてビールを調達し、スタンド席へ。 日中というのも有ったのだろうけど、ブラジル戦に比べると人はかなり少なく、のんびり観戦出来ました。 この日エクアドルチームが勝ったのですが、前にいたサポーター大盛り上がり。最初立ち上がって応援していたら、後ろの人に見えないから座れと言われていたのだけど、ゴールが決まりだした辺りからはもう手が付けられません。^^; ん〜、お母さんいい頭です。 こちらお母さんの子供なのだけど、お母さん達は観戦に夢中で、ってか盛り上がりすぎで、子供は全く目に入っていない。子供は好き放題スタンドの上へ行ったり下へ行ったり、動き回っていました。(笑) でもこの子が可愛かった。w そんなこんなで、試合も結構白熱し、面白かった。途中僕の隣にハンブルグの学生の女の子が、やはり日本の青いユニフォーム(ヒデ)を着て座りました。僕は2人の外国人日本チームサポーターに挟まれて観戦。でも俺だけユニフォームは着てないし、不思議な気分でした。(笑) さて、このファインサイトは前の日記にも少し書きましたが、参加各国の色々なパビリオンやスポンサーの展示、イベントなどがあり、僕らも時間の許す限り楽しみました。 会場に着いてすぐやったのが、フットサル! ダンと僕、そして現地の女の子1人で3人のチームを組み、途中から来たエクアドルか、コスタリカの3人組のチームと対戦。5点先取の勝負をしました。 いや〜、久々に動いたね。(笑) 僕らチームの女の子はあまり戦力にならなかったので、僕とダンで頑張りました。 結果5対3で勝利! 誰も写真を撮れなかったので、様子を説明するモノは有りませんが。。。 しかし、その勝利の代償は大きかった。。。 息が切れまくりで、翌日からは筋肉痛にずっと悩まされました。^^; やはり、もう若くないのね。。。というか、完全な運動不足。 自分のイメージに身体が全くついていかなかった。それが悔し〜。 そして試合後(ワールドカップのね)今度はPKシュートゲームに挑戦。 5回のシュートで、2つの穴それぞれにボールを通すと、ドイツチームのTシャツがもらえます。 いよっし! 小さな子も頑張ってました。この子がまた結構良いシュート打つんだよね。 まずは僕が挑戦。 しかし、 ざ、惨敗。。。 そしてダンも挑戦しますが、5本中1本決めるにとどまりました。 2人とも駄目でしたが、参加賞にドイツチームのシャツ柄のエア枕をもらいました。w 次に挑戦したのは大声大会。132フォン?の声を出せるとやはりドイツチームのTシャツがもらえます。僕1人が挑戦。 一回目、二回目と130。。。 最後の一回、気合いだ! 131。。。 「はい、参加賞ね」 くっそ〜、あとたったの1フォンかよ。。。 「もう一回挑戦すれば行けるよ」とダン。 「うん、後でまた来よう」 そして白熱したのがこれ! 普通は2人ずつでやるけど、これは10人位(サッカーだし11人か?)でやるための ちょ〜長いサッカーゲーム。人数が少なくなると、1人で行ったり来たり。(笑) これは色んな国の人が同時に楽しめるし、言葉は通じなくともコミュニケート出来る素敵なゲームだね。ゴールを決めると、知らない者同士でハイファイブしたりと楽しい! そんな感じで、ファンサイトをダンと一緒に電車の時間ぎりぎりまで楽しみました。 僕は電車の時間があったので先にハンブルグを離れないと行けなかったのですが、ダンは後の試合も見て行くと言うことに。ここでお別れ。。。 今でも彼とはメールでやりとりしたりしています。 日本かカナダで再会の約束をしました。 また先日と同じ駅で途中下車し、別の方向へ歩いてみました。古くてかっこいい教会。ヨーロッパ、特にドイツは敬虔なカソリックの人が多く、教会も多い。こうした教会は街の景色を作るよね〜。 そして長い時間をかけ再びベルリンへ戻ってきました。 長い一日だった。。。 さて、明日はどんな事件が待ち受けているでしょう? つづく。。。
by michiyuki917
| 2006-07-01 18:58
| Scene / Photo
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[michi]
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