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STRINGRAPHY @ ANGEL
Japan Foundationのご招待を頂き、日本からイギリスツアーをしている、
水嶋一江さんという方の率いるSTRINGRAPHYというパフォーマンスを観てきました。

STRINGRAPHY @ ANGEL_b0046388_2534011.jpg
この人のやっている糸電話の原理を応用した巨大な弦楽器のことは、
以前何かで見て知っていたのですが、生で見たのは初めてでした。
会場のステージいっぱいに糸を張り巡らせ、その途中に紙コップが付けられていて、
糸(弦)を弾くとコップがスピーカーの役割をして音が出るというモノなのですが、
世界一巨大な弦楽器だというだけあり、動き回って演奏しなくてはならない。
演奏することがパフォーマンスすることという変わったショーでした。

最初それほど期待していなかったのですが、見てみるとなかなか面白い。
演奏された曲は「美しき青きドナウ」に始まり聞き覚えのある曲が目白押し。
「スキヤキ」(上を向いて歩こう)などはこっちの人にもかなり受けていた。
受けていた要素としてピエロ的なキャラクターが滑稽に色々と演じたり、
1つの弦から10種類位の音が色々と紡がれることなどがあると思った。
他に「佐渡おけさ」「もののけ姫」「チムチムチェリー」「アメージンググレース」等、
基本的にはポピュラーなソングで構成されていて、オリジナルが最後に3曲。
僕的には最後のオリジナルの曲の方が面白かった。
やはり楽器の特質を活かした作曲になっているし、音楽的にも新鮮。
分かりやすさを優先してしまうのは仕方ないけど、もうちょっとオリジナルが欲しい。

あと、楽器が糸で、両端をどこかに結べればどんな所でも設置出来るので、
ステージだけではなく、客席や空間全体を包む構成をしても良かっただろうな。
1つだけ客席の頭の上にもあったけど、そう言うのがもっとあっても面白い。
観客を取り囲むような形でもパフォーマンスは可能だろうし、
ダンサーや映像、他の楽器とコラボレートするなども出来そうだった。

思ったより面白かったのだけど、楽器がオリジナルであるならば、
パフォーマンスや曲もオリジナリティを感じさせて欲しいと思ってしまった。
その辺りに日本の新しいカルチャーの次のステップが必要かもしれないな。
by michiyuki917 | 2005-11-26 23:48 | Review
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