3日目の夜、やはり旧市街を歩いてどこか良い店がないか探してみる。
何の情報も無く、店の雰囲気や匂いでかぎ分けるのはいつでもそうで、 新しく自分で店を発見するというのはなかなか楽しいもの。 外にはだいたいメニューなどが出ていて、コースがまあ手頃だったりするので、 そういったものを覗きながらブラブラと探していました。 でも19時少し前だったためか、開いている店がまだ少ない。。。^^; そうこうするうちに、一軒の小さな店を旧市街の外れマルシェ近くに発見。 メニューを覗き結構手頃で、内容もなかなか良さそう。雰囲気も悪くないかな。 しかし、誰も中に居なかったので、「やってる?」と店員かわからないが、 入り口に立っていた、タバコをふかす若い男に聞いてみた。 「勿論、どうぞどうぞ」 そして店内に案内され、奥の方の石を積んでできた壁側に座る。 そしてメニューの内容を確かめながら注文し、先にワインを頂く。 ハウスワインだが、プロバンス産の香りが良くふくよかな味わい。良いね。 暗い店内は僕らしかおらず、貸し切り状態。しかし店員は彼だけ。(笑) バタバタと奥で準備を進めているのがわかる。。大丈夫か・・・。^^; まず出てきたのは、ニョッキ。 中にチーズが入ったニョッキで、バジリコソースでまとめてあります。 このニョッキは当然生のものですが、中のチーズとソースの相性が最高! 小振りのニョッキだったのですが、歯ごたえもあり、食べやすい。 なんと言っても、飲んでいる赤ワインにピッタリ合いました。ないす! 相方が頼んでいた茄子&パプリカの肉詰めをオーブンで焼いたものかな。 生野菜と一緒に盛られていたが、香ばしく食欲をそそります。 茄子は挽肉の脂を吸って良い味を出し、パプリカがまた良い相性をみせてます。 ぼちぼち他のお客も入り始め、彼1人では当然さばききれなくなってくる訳ですが、 食事が出だした頃から他のスタッフ数名がやっと入って参りました。 でもスタッフはみんな若く、しかし結構てきぱきと手際が良いね。 さて、またしてもパスタを注文してしまいました。本日でも二品目。^^; 頼んだのはマッシュルームのフィットチーネでクリームソース仕立て。 生パスタの歯ごたえとマッシュルームの香りがストライクゾーンど真ん中! 大盛り三杯くらい食べられそうな感じでした。また食べたい。。。 こちらは豚肉をかなり叩いてフライしたもの。 最初シュニッツェルかと思っていたのですが、それよりも炒めたという感じ。 でも肉はかなり叩いて伸ばされ大きくなり、そして柔らかさも適当。 俺は遠慮したが相方はデザートに、フランスといえばクリームブリュレ? スプーンを入れる前に表面を叩くと、キンキンッといい音。w 味はちょっと甘めで、1人で食べるのはちょっと大変かな〜っと言う感じ。 オフシーズンで静かな店内でしたが、オンシーズンはすごい混むんだろうな。 小さい店ながら2階席も有ったので、そこそこ収納力はありそうでした。 もしニースへ来るならお薦め出来る店ですので是非行ってみて下さい。 店員(ギャルソン)のサービスというか気配りもなかなか良かったです。 マルシェを一番奥まで行き、そこから旧市街側へ入ってすぐの所にあります。 四日目の夜はこちらで知り合った(紹介で)ノエという友達(♂)と食事。 彼はやはりグラフィックアーティストで映像やイベントを企画したりもします。 詳しいことはまた別のトピックで書きますが、この日彼の両親、彼女、 そしてパリから来ている女の子の友達も交え食事をすることに。 数日前ノエのお母さんが誕生日だったこともあり、そのお祝いも兼ねました。 ノエが「何が食べたい?」っというので「シーフード!」をリクエスト。 そして彼が用意してくれたのは市街のはずれ、アーケードの一角にあるレストラン。 こぢんまりとした店内に厨房はなく、女中が別の場所と行き来するようなお店。 この日のお店や写真は相方の日記にそのうちアップされると思いますので参照下さい。 ノエのお父さんは日本へ何度も行ってて、お母さんも数度行っているらしい。 っということで、当然日本の話に花が咲き、盛り上がりました。 おみやげで持って行った折り紙で、折り鶴の作り方のワークショップも開催。(笑) さて、肝心の料理へ行きましょう。(笑) とにかく、シーフード! どうだ!って感じのが出てきました。 ウニ、牡蛎、海老、蟹がどさっと来て、いやっほ〜ぃ! まさかウニがニースで食べられるとは思っていませんでしたよ。 牡蛎もレモンをしぼって食べるとまた格段に美味い。 ロンドンのシンプソンズで食べたのも美味かったけど、違う旨さ。 蟹も中には身がぎっしりと詰まってて、甘みがありんま〜い。 次にムール貝の煮たのが出てきました。 前回自分たちで食べたバケツムール貝とはひと味違いました。 何が違うってスープがすんごく美味いのです。残すのがもったいない。 前の店のムールも美味しかったけど、スープを飲む気にはならなかったけど、 このスープはバケットに付けて食べたり、そのまま飲んでも美味しい! でもって、旨さのあまりか写真は撮り忘れました。。。^^; バケツではなく、陶器の土鍋の様なもので出てきました。 こちらはブイヤベースです。 これが本場のブイヤベースか〜〜〜〜。感動。。。 ブイヤベースは数種類の魚を煮込んで作るスープですが、 赤身の有るスープには様々な野菜と巨大な手長海老が入ってて、 本当にコクのある上質なスープに仕上がっていました。 これは家庭では作れない代物だな〜。@ @; あとね、付け合わせにチップス(フライドポテト)が出るのだけど、 イギリスのしなしなしたポテトではなくて揚げたてサクッとしてる。 バケットもそれようのペーストやソースも細かいところに気が利いていて、 だてに「フランス料理」が美味いモノの代名詞ではないことを再確認。 しかも素敵なことに、ここのお会計はお母様が支払って下さいました。 今月ロンドンで再会する予定なので、何か考えないとな。。。^^; ニースでの一番の楽しみは本当に「食」だったと思います。(笑)
by michiyuki917
| 2006-02-02 05:33
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