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by michiyuki917
| 2008-05-20 17:28
| Scene / Photo
![]() 前回の日記に書いていた逗子の浜に産み落とされた海亀の卵。 それが数日前ついに孵化して海へ帰っていきました。 僕は残念ながらその様子を見ることができませんでしたが、 朝の浜では小さな足跡が沢山残されていて嬉しかった。 ![]() 小さな足跡が迷いながらも海へ向かっていった跡は、 その様子を想像するのに十分で、暖かい気持ちにさせてもらいました。 ここ数日、深夜か早朝に孵化が始まらないかと眠い目をこすりながら通い、 タイミングは逃したものの、無事生まれたことに一安心。 100近い卵のうち、今回羽化したのは18匹だったとのことで、 もしかしたらまだ出てくるかもしれない? 昨日は凄まじい嵐があったので海に帰った亀達や、 残された卵が少し心配でしたが、大丈夫かな。。。 海亀が産卵・孵化するには決して適したところとは言えないけど、 それは人間だって同じことなのかもしれない。 都会に生まれる子もいれば、田舎に生まれる子供も居るし、 金持ちかもしれないし、貧乏だったり、病気だったりすることもある。 でも例えどんな状況に置かれたとしてもそれを気に病まず、 ただ自分の生き方を貫いていくしかない。 それがその人、その生き物に与えられた道であり、 人智を超えたところからの贈り物であり、 そして自ら望んだことでもあるのだから。 亀たちは例え汚い海に生まれても、決して文句は言わない。 ただその環境を受け入れるだけである。 自分の環境や自らに対して不平不満を言うのは、 いろんな概念で頭がいっぱいになってしまった人間だけ。 ![]() 海は日々、刻一刻といろんな表情を見せてくれる。 それは僕に語りかけているようであり、気にとめる様子もない。 ただそこに在り、その存在が全てであり、他に何もない。 ![]() #
by michiyuki917
| 2007-09-07 16:32
| Happening
夜になると遠くにある波の音を感じ、浜へと誘われる。
月を見るとその光をもっと近くで確かめるために浜へ出る。 逗子の海岸では今年20年で3度目という海亀の産卵が確認された。 おそらくあと数週間、次の新月、大潮の時あたりに孵化し、 海へと戻っていくのだろう。 夜の海岸へ出ると、毎回この産卵場所を訪れる。 逗子の海岸はこの時期人も多く、決して綺麗ではない。 時には少し潮以外の臭いも混じり、それは僕を幻滅させることもある。 そんな海になぜこの海亀は産卵場所として選んだのだろう? もしくは何に引き寄せられ、上陸したのか。 都会から1時間ほどのところにある、この浜辺だが、 夜の良い風が吹く時には、特に静かな力を感じさせてくれる。 ときにはその力に誘われ、夜の海へ入っていくこともある。 先日は月の光が静かな水面に輝き、 遠目には夜光虫が水中で乱舞しているようでもありました。 幼い頃に伊豆の海で夜泳いだ時に体験した感動を呼び起こした。 誰のためでもなく、誰しものために、そこに「ある」。 あまりにも意図的されたものが多く、がんじがらめなこの国にいて、 そうした、ただあるだけの姿というのはとても強く優しく感じる。 自分がその自然と完全に溶け合うことを願う夜。。。 #
by michiyuki917
| 2007-08-02 11:43
| I think
![]() 本当に久々にブログをアップしますね。ここのところ仕事に忙殺され、全く手が着いていませんでした。何とか早く自分のペースを取り戻し、ここにも徒然に文章を書きたいと思っています。 今日久々に情報をアップするのは、昨年に引き続きBNN社から出版される、「映像作家100人 2007」に掲載してもらうことが出来ました。僕もまだ見ていませんが、届くのを楽しみにしています。幅広く映像表現をしているアーティストを集めていて、DVDも付き、とても良い内容ですので、良かったら手に入れてください。 →詳細情報← 次回の僕の公演は3月半ばに、コンテンポラリーダンサー&振付家の能美健司さんの作品に参加する予定です。演出ではさとうじゅんこさん、音は種子田郷さんで音響は勿論TAGUCHIという豪華な内容です。お楽しみに。 #
by michiyuki917
| 2007-01-27 01:25
| Information
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[michi]
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